冷凍で固まらない?味噌の保存方法と保存期間

味噌とはご存知のとおり、米や大豆・麦などの穀物に、塩と麹を加えて発酵させて作られる発酵食品のことです。

味噌は質の良いたんぱく質が多く含まれていて、栄養面でも優れた食品です。
日本人なら朝食は、やはり味噌汁がないと物足りませんよね^^
普段の調理でも欠かすことのできない、必須の調味料と言えます。

その味噌ですが、保存方法はどうすれば良いのでしょうか?
本ページでは、味噌の冷凍保存についてまとめています。

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味噌の常温保存方法

味噌は基本的に、だし入りのものや加工されてなければ腐ることはありません。
ただ発酵が進むので、色が黒くなっていき、味も悪くなります。

風味の観点からおすすめできず、なるべく常温保存は避けましょう。

味噌の冷蔵保存方法

特に理由がなければ、冷蔵庫で保存するのが良いでしょう。
冷蔵保存することで、菌の増殖と発酵を抑えることが可能です。

冷蔵庫の中でも特に「チルド室」は、温度の変化が少ないので保存に適しています。

また保存する際に味噌の上に乗っているシートは捨てないようにしましょう。
乾燥による酸化を防ぐ役割があり、開封後もそのままシートを乗せておきましょう。
もしシートが無い場合はラップでも代用可能です。

冷蔵での保存期間

できれば賞味期限内に使い切ることがおすすめですが、一応開封した後も1年ぐらいは保存できます。

ただしカビの発生やあきらかな変色をしている場合は、食べるのをやめておいた方が良いでしょう。

味噌は冷凍保存できる?

味噌ですが、一般的には冷蔵で保存している方が多いのではないでしょうか。
この味噌ですが、なんと冷凍でも保存できるのです!

マイナス20℃前後と言われる家庭用の冷凍庫であれば、まず凍る(固まる)ことはありません。

味噌の冷凍保存方法は?

冷凍方法は、パックに入ったままでOKです。
買ったままの状態で、冷凍保存可能なのは楽チンですね。

変色を抑える効果がある

味噌は時間の経過と共に、色の移り変わりが起こります。
これは開封してなくても起こる現象で、常温保存・冷蔵保存の状態でももちろん変色していきます。

色が変化していっても健康に害はありませんが、風味の点でやや劣ってしまいます。

「褐色(かっしょく)」、「着色」とも呼ばれる、この色の変化現象の進行を抑えるには、冷凍保存が最適です。
冷凍保存することによって、色の変化現象を遅らせることができ、見た目・風味の点でもメリットがあるといえます。

味噌の解凍方法は?

味噌は冷凍しても固まることはありませんので、料理にもそのまま使えます。
解凍するの手間がいらないのも嬉しいですね。

味噌の保存方法まとめ

味噌ですが、冷蔵庫で保存すれば1年程度持つことができます。

また「味噌」の冷凍保存ですが、あまり普段の利用頻度が多くなく、賞味期限内でゆっくり消費したい人向けの保存方法だと言えます。
ただそうでなくても冷凍保存なら品質を保ちながら保存することも可能ですので、冷凍庫に空きがあれば毎日味噌を消費するご家庭でも、冷凍で保存することをおススメします。